連載 新しいリハビリテーションの取り組み紹介
乗馬療法―広汎性発達障害児のための乗馬療法テクニック
慶野 裕美
1
,
慶野 宏臣
1
1なつか乗馬療育研究所
キーワード:
広汎性発達障害
,
乗馬療法
,
乗馬効果判定
,
言語指導
Keyword:
広汎性発達障害
,
乗馬療法
,
乗馬効果判定
,
言語指導
pp.901-903
発行日 2011年9月10日
Published Date 2011/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102213
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
乗馬療法とは
乗馬療法とは犬,猫,鳥,魚などを介在動物として行うアニマルセラピーの一つで,馬を介在させて行うセラピーである.乗馬療法の歴史は古く,ギリシャ時代に傷ついた兵士のために行われたとの記録が残っている.1952年,ヘルシンキオリンピックの馬術競技において,小児麻痺の後遺症で日常は車いす生活のリズ・ハーテルさんが銀メダルを獲得したことが,多くの人々の感動を呼び,広く世界的に乗馬療法が行われるようになった.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.