連載 障害者にみられる足・趾の問題と対応
脳卒中の足部変形
浅山 滉
1
1長尾病院
キーワード:
脳卒中足部変形
,
三大変形要素
,
早期リハビリテーション
,
神経ブロック
,
腱形成術
Keyword:
脳卒中足部変形
,
三大変形要素
,
早期リハビリテーション
,
神経ブロック
,
腱形成術
pp.396-397
発行日 2010年4月10日
Published Date 2010/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101754
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- 文献概要
脳卒中の足部変形はもっともよくみられ,かつ厄介なものであり,歩行阻害因子の一つとなっている.変形の程度は重症度によりさまざまであり,装具なしでは全く立てなかったり,転倒の危険がつきまとう高度な変形もある.この変形は,動作時に患側全体にみられる痙縮(時には固縮も混在する)という不随意運動が原因であり,下肢に起こると移動などが困難となるため問題になりやすいが,上肢であれば廃用手となる.
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