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編集後記
吉
pp.1030
発行日 2008年10月10日
Published Date 2008/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101370
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「真面目な編集後記を」と心掛けて参りましたが,今回はつまらないことを書いてみたいと思います.私は,以前「言語研究会」という集まりに参加したことがあります.この会では,「各国の言葉の語源」という真面目なテーマから,回文,ダジャレまでを扱います.そのなかで一番難しいのが,意外にもダジャレなのです.自分で言うのはもちろんのこと,二重,三重の捻りが入ったものは,聞いて理解するだけでも修行が必要です.ちなみに,通訳業の方々はダジャレ好きが多く,一見,生真面目なタイプの人でもよく口にするので,同業者で集まるとダジャレ合戦になるそうです(通訳で「生真面目」タイプは,ドイツ,韓国,中国語通訳に多いとのこと).ダジャレは直訳しても面白さが伝わりにくいので,実際の通訳の場で連発されると困るけれど,そこが逆にはまってしまうのだとか.ところで,韓国語でサンドイッチを何というか知っていますか?答えは「ハムハサムニダ」です(詳しくは米原万里著『ガセネッタ&シモネッタ』をご参照ください).
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