Japanese
English
特集 腰痛―最近の動向
診断と評価
Diagnosis and evaluation.
紺野 慎一
1
Shinichi Konno
1
1福島県立医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Fukushima Medical University, School of Medicine
キーワード:
腰部脊柱管狭窄
,
診断サポートツール
,
腰痛関連機能障害
Keyword:
腰部脊柱管狭窄
,
診断サポートツール
,
腰痛関連機能障害
pp.233-238
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101199
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
診断のポイント
1.問診
腰痛診断に当たっては,問診が最も重要である.問診の必要事項としては下記の4項目が挙げられる1).
1)症状は何か
腰痛のみか,下肢痛を含むのかを明らかにする.愁訴が複数の場合には,心理・社会的因子が症状に関与している可能性がある.安静時痛を訴える場合には,癌の脊椎転移,骨折,化膿性(結核性)脊椎炎などの重篤な病変を考慮する必要がある.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.