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増大特集 リハビリテーション医学2007―最近10年の動向とエビデンス
リハビリテーションを巡る動向
リハビリテーション医療の動向―医療と福祉の機能分化,回復期リハビリテーション病棟,診療報酬
Trends in rehabilitation medical care.
近藤 克則
1
Katsunori Kondo
1
1日本福祉大学大学院社会福祉学研究科
1Graduate School of Social Welfare, Nihon Fukushi University
キーワード:
リハビリテーション医療
,
回復期リハビリテーション病棟
,
診療報酬
Keyword:
リハビリテーション医療
,
回復期リハビリテーション病棟
,
診療報酬
pp.975-980
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101054
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はじめに
医学・医療には,「科学・技術」としての側面と「医療」としての側面がある.医学や医療技術はいわば中身であり,それを入れる器が医療である.器には医学・医療技術を提供する場である病棟があり,医療・福祉連携システムや医療保障制度がある.そしてそれらを支える財源のあり方なども重要である.いくら医学・医療技術に進歩がみられたとしても,器がそれにふさわしい形に整っていなければ,それを必要としている患者,障害者,要介護者には届かない.
本論文では,リハビリテーション医学・技術ではなく,それらが提供される「医療」の側面を取り上げる.
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