Japanese
English
実践講座 疾患特有の評価法・6
慢性閉塞性肺疾患
Chronic obstructive lung disease.
牛場 直子
1
,
新藤 恵一郎
2
,
里宇 明元
1
Naoko Ushiba
1
,
Keiichiro Shindo
2
,
Meigen Liu
1
1慶應義塾大学リハビリテーション医学教室
2東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Keio University School of Medicine
2Department of Rehabilitation Medicine, Tokyo Metropolitan Rehabilitation Hospital
キーワード:
Hugh-Jones分類
,
6分間歩行
,
シャトルウォーキングテスト
,
PFSDQ-M
,
CRQ
,
SGRQ
Keyword:
Hugh-Jones分類
,
6分間歩行
,
シャトルウォーキングテスト
,
PFSDQ-M
,
CRQ
,
SGRQ
pp.583-588
発行日 2007年6月10日
Published Date 2007/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100965
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はじめに
2001年度の身体障害者数をみると,内部障害によるものが84万9千人であり,全体の26.2%を占めている1).1996年度の調査と比較すると,視覚障害,聴覚・言語障害がほぼ横ばい,肢体不自由が5.6%の増加であるのに対し,内部障害は36.7%増加している.このうち呼吸器疾患は8万3千人を占め,その割合は徐々に増加している.原因疾患の代表的なものは慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)であり,その呼吸リハビリテーションの重要性は今後さらに高まることが予想される.
COPDの呼吸リハビリテーションを行ううえで必要な疾患特有の評価法は国内外で数多く報告されているが,今回はそのなかでも多く利用されているものについて述べる.
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