Japanese
English
講座 関節拘縮のリハビリテーション・3
機器を用いた予防と治療
Rehabilitation for the joint contracture―prevention and treatment of the contracture using therapeutic equipment.
寺林 大史
1
,
大田 哲生
1
,
木村 彰男
1
Hirofumi Terabayashi
1
,
Tetsuo Ota
1
,
Akio Kimura
1
1慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター
1Keio University Tsukigase Rehabilitation Center
キーワード:
関節拘縮
,
リハビリテーション機器
,
治療
,
予防
Keyword:
関節拘縮
,
リハビリテーション機器
,
治療
,
予防
pp.867-871
発行日 2006年9月10日
Published Date 2006/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100376
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はじめに
関節拘縮はリハビリテーションを行ううえで治療頻度の高い障害であり,関節運動が制限されることで,機能改善,ADL(activities of daily living)能力向上を目指すときに治療の阻害因子となることが多くみられる.関節拘縮のメカニズムについては,先行研究等1-4)でさまざまな報告があるが,拘縮の病態については不明な点が多いとされている.しかし,関節拘縮を改善することでADL能力が向上し,生活の質を高めることが可能なため,積極的に治療を行うべきと考える.
ここでは,関節拘縮に対するリハビリテーション機器を用いた治療について紹介する.
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