Japanese
English
特集 脳卒中治療ガイドラインとリハビリテーション
日本におけるエビデンスづくりの課題
Problems during constructing evidences in Japan.
園田 茂
1
Shigeru Sonoda
1
1藤田保健衛生大学七栗サナトリウム
1Rehabilitation Center, Nanakuri Sanatorium, Fujita Health University
キーワード:
脳血管障害
,
ガイドライン
Keyword:
脳血管障害
,
ガイドライン
pp.1107-1112
発行日 2005年12月10日
Published Date 2005/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100225
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はじめに
脳卒中治療に関するガイドラインはいくつも公開されている1-3).日本でも脳卒中合同ガイドライン委員会が,日本脳卒中学会,日本脳神経外科学会,日本神経学会,日本神経治療学会,日本リハビリテーション医学会と厚生労働省の脳梗塞・脳出血・くも膜下出血3研究班の合同委員会として,2000年から活動を開始した.その精力的な作業により脳卒中治療ガイドライン2004が刊行された4).また現在,既にこのガイドラインの改訂作業が進んでいる.
日本リハビリテーション医学会の対応として,2000年からの活動の実行部隊として脳卒中ガイドライン策定委員会が臨時に設定され,委員とその仲間達が文献整理に取り組んだ.この経験を活かすべく2004年度からガイドライン委員会が組織され,脳卒中などテーマ別の小委員会を束ねる形が実現した.
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