特集 DXが理学療法にもたらす未来
Mobile applicationによる生活習慣病管理の可能性
脇 嘉代
1,2
Kayo WAKI
1,2
1東京大学大学院医学系研究科医療情報学分野
2東京大学医学部附属病院企画情報運営部糖尿病・代謝内科
キーワード:
2型糖尿病
,
自己管理
,
医療用アプリケーション
,
情報通信技術
,
information and communication technology
,
ICT
,
internet of things
,
IoT
Keyword:
2型糖尿病
,
自己管理
,
医療用アプリケーション
,
情報通信技術
,
information and communication technology
,
ICT
,
internet of things
,
IoT
pp.423-429
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203416
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Point
●国内でも自分の健康管理のためにスマートフォン・アプリケーション(以下,アプリ)を利用する人が増え,その利活用の重要性が謳われている
●3学会の合同事業のランダム化比較試験により,糖尿病性腎臓病重症化抑制において情報通信技術システムによる介入の有用性が明らかとなった
●アプリの利用継続性には課題があり,患者の状況に応じて個別の自動フィードバックを行えるようアプリと連携しながら,適宜,医療従事者の介入を追加する仕組みが不可欠である
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