連載 理学療法士のための「money」講座・第2回
理学療法士はいったいどのくらい稼ぐのか—“自分らしさ”を追求した真のライフプランニング
細川 智也
1
Tomoya HOSOKAWA
1
1ソニー生命保険株式会社千葉ライフプランナーセンター第3支社
pp.229-231
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203358
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はじめに
筆者は千葉県の整形外科病院で理学療法士として15年間勤務し,現在はソニー生命保険株式会社にてライフプランナーとして活動しています.クライアントの7〜8割は理学療法士であり,筆者は理学療法士としての専門知識を活かして彼らのライフプランをサポートしています.ほぼ「理学療法士専門ライフプランナー」と言っても過言ではないでしょう.
理学療法士としての15年間は職務に誇りと自信をもち,医師やほかの医療従事者と協力しながら,患者さんの治療に真摯に取り組んできました.しかしながら,給与面の課題が多くの理学療法士を悩ませています(図)1).お金に関する不安はストレスを引き起こし,仕事と家庭のバランスに悪影響を及ぼす可能性があります.筆者は,お金の問題を解決することはきわめて重要だと感じています.筆者の現在の役割は,お金の専門家としてこの問題に対処することです.筆者は,お金に対する不安を解消させ,理学療法士の皆さんが仕事と家庭に専念できるようにバックアップする使命を担っています.
さて,2024年には税制改革が予定されており,皆さんにも大きな影響を及ぼすでしょう.主に「新NISA」の導入や「相続・贈与関連の税制」の変更が行われます.本連載では1年間,皆さんに知っておいていただきたいお金に関する情報をわかりやすくお伝えしたいと思います.
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