特集 運動器理学療法をどう捉えるか—統合的戦略で自らの思考の枠を乗り越える
メカニカルストレスと理学療法
金村 尚彦
1
,
久保田 圭祐
2
,
加納 拓馬
3
,
森下 佑里
4
,
岡 優一郎
5
,
小曽根 海知
6
,
峯岸 雄基
7
,
村田 健児
1
Naohiko KANEMURA
1
,
Keisuke KUBOTA
2
,
Takuma KANO
3
,
Yuri MORISHITA
4
,
Yuichiro OKA
5
,
Kaichi OZONE
6
,
Yuki MINEGISHI
7
,
Kenji MURATA
1
1埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科
2埼玉県立大学研究開発センター
3医療法人東西医会草加整形外科内科リハビリテーション部
4東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
5北海道大学大学院保健科学研究院リハビリテーション科学分野理学療法学専攻
6国立大学法人筑波大学附属病院リハビリテーション部
7日本医療科学大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
キーワード:
メカニカルストレス
,
組織損傷修復
,
組織変性遅延
,
筋シナジー解析
,
理学療法効果
Keyword:
メカニカルストレス
,
組織損傷修復
,
組織変性遅延
,
筋シナジー解析
,
理学療法効果
pp.1057-1063
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203180
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Point
●適切な関節運動は,組織損傷に対する自己修復を促進させる
●適度な運動は抗炎症作用の増加,骨腱付着部の病理的変化の防止,神経損傷軸索の再生や神経可塑性を促す
●変形性膝関節症者の歩行中の筋シナジー解析では関節負荷の増大が示唆され,理学療法評価の新たな指標となる可能性がある
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