特集 運動器理学療法をどう捉えるか—統合的戦略で自らの思考の枠を乗り越える
生体力学的要因が運動機能に与える影響
木藤 伸宏
1
,
小西 玲依
1
,
高野 翔吾
2
,
岩本 義隆
3
,
小澤 淳也
1
Nobuhiro KITO
1
,
Rei KONISHI
1
,
Shogo TAKANO
2
,
Yoshitaka IWAMOTO
3
,
Junya OZAWA
1
1広島国際大学総合リハビリテーション学部
2マキツボ整形外科クリニック
3広島大学大学院医系科学研究科
キーワード:
運動
,
movement
,
運動系
,
movement system
,
運動病理モデル
,
kinesiopatholiogicモデル
,
神経筋骨格系疼痛症候群
Keyword:
運動
,
movement
,
運動系
,
movement system
,
運動病理モデル
,
kinesiopatholiogicモデル
,
神経筋骨格系疼痛症候群
pp.1049-1056
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203179
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Point
●運動系は身体やその構成部分の動き,あるいは動くことに関与する構造の機能的相互作用を生み出す身体の生理系(physiological system)である
●運動機能とは運動系の働きのことであり,運動機能障害とは運動系の機能が障害されている状態であり,キネマティクスパターンの変化として表現される
●運動機能障害は運動系が外力とバランスと協応して生成した関節と体節の定型的キネマティクスパターンからの逸脱として表現され,その改善が運動器理学療法の目的となる
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