連載 臨床実習サブノート 退院後から振り返るゴール設定—推論を事実と照合して学ぶ・第1回【新連載】
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    臨床実習におけるゴール設定を考える
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                金谷 さとみ
                                            
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                                                Satomi KANEYA
                                            
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                  1城西国際大学福祉総合学部理学療法学科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.723-725
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2022年6月15日
                  Published Date 2022/6/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202711
                
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正答率99%は何のこと?
理学療法を実施するなかでの私の最大の目標は,「患者の正確なゴール設定ができる」ということであった.一人の患者を評価してゴール設定した後,それが現実的に達成できたかという割合を正答率とすれば,若い頃は正答率70%程度だったものが年をとるごとに90%をゆうに超えるようになった.
正答率を高めて楽しんでいるのではなく,科学的な理学療法を提供するためである.目標もなく,ただ漫然と理学療法を実施するなら,方法をまねて誰にだって理学療法はできる.正答率100%とは言わないが,99%にするために「さまざまな研究」が日々行われているとも言えるのである.では,正答率を高めるものを具体的に挙げてみよう.

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