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特集 ゴール設定
脳卒中早期リハビリテーションにおけるゴール設定
Goal Setting: Goal Setting in Early Implementation of Rehabilitation in Stroke Patients
木藤 素子
1
,
小林 康雄
1
,
戸倉 直実
1
Motoko KIDO
1
,
Yasuo KOBAYASHI
1
,
Naomi TOKURA
1
1代々木病院理学診療科
1Department of Rehabilitation, Yoyogi Hospital.
pp.436-442
発行日 1992年7月15日
Published Date 1992/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103543
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Ⅰ.初めに
近年,一般病院での脳卒中患者に対する発症後早期からのリハビリテーションは着実に広まってきている.こうした中で,脳卒中患者のゴールを早期より予測,設定することは積極的かつ適切な理学療法を行なうために欠かせない.また,このことは二木の述べるように,リハビリテーション施設・スタッフがともに限られている現状では,理学療法を効果的・効率的に行なう上でも重要である.
当院は,救急指定を受けた中規模一般病院であり,理学療法施行患者の大半は発症後早期の脳卒中患者である.今回,当院における脳卒中患者のゴール設定についてまとめたので報告する.
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