特集 動作分析と臨床のマッチング
変形性膝関節症患者の動作分析
德田 一貫
1
,
谷本 研二
2
,
吉田 研吾
3
,
阿南 雅也
4
Kazuki TOKUDA
1
,
Kenji TANIMOTO
2
,
Kengo YOSHIDA
3
,
Masaya ANAN
4
1医療法人八女発心会 専門学校久留米リハビリテーション学院
2医療法人あずさ会 森整形外科リハビリテーション科
3公益財団法人慈愛会 今村総合病院リハビリテーション部
4大分大学福祉健康科学部理学療法コース
キーワード:
構造障害
,
機能障害
,
外部膝関節内転モーメント
,
KAM
,
降段動作
,
股関節・体幹機能
Keyword:
構造障害
,
機能障害
,
外部膝関節内転モーメント
,
KAM
,
降段動作
,
股関節・体幹機能
pp.542-547
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202667
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Point
●変形性膝関節症患者の異常動作と症状や構造・機能障害レベルとの関連性を明らかにし,アプローチすることが重要である
●変形性膝関節症患者が最も困難を訴える動作の一つとして階段の降段動作があり,動作分析から得られる情報を統合して臨床応用につなげることが重要である
●変形性膝関節症患者の降段動作において,股関節や体幹機能を含めた全身機能と膝関節に加わるメカニカルストレスとの関連性を推察して理学療法を行った結果,異常動作の改善と疼痛軽減につながった
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年5月31日).
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