Close-up 行政で働く理学療法士
行政のお仕事—行政分野への挑戦/行政での働きと気づき/行政における一次予防から三次予防までの取り組み/リハビリテーション専門職と行政の協働—区リハビリテーション連絡協議会の取り組み紹介
田中 大地
1
,
西下 卓美
2
,
夏原 さゆり
3
,
久保 かおり
4
Daichi TANAKA
1
,
Takumi NISHISHITA
2
,
Sayuri NATSUHARA
3
,
Kaori KUBO
4
1中富良野町役場福祉課 中富良野町地域包括支援センター
2御前崎市役所高齢者支援課
3米原市役所福祉政策課
4北九州市保健福祉局地域リハビリテーション推進課
pp.568-572
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202310
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行政分野への挑戦
私は10年間総合病院で勤務しましたが,理学療法士の視点で病気や怪我の発症予防ができるしくみを構築したいと考えるようになり,2019年に転職しました.
業務内容としては,町が行う医療・介護・福祉事業の計画,運営,見直しを行っています.そのなかには介護予防事業,地域リハビリテーション活動支援事業,住宅改修や福祉用具の相談など今までの経験を活かせる分野もあれば,乳幼児健診,介護認定調査,地域ケア会議運営,ケアプランや介護給付の適正化点検,福祉行事運営,災害対策,各種事務,予算策定業務など初めて経験することも多く,理学療法士,地域包括支援センター,福祉課職員としてさまざまな立場で視点を変えながら働いています.
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