学会印象記
—第36回日本義肢装具学会学術大会—新しい技術を学ぶ,新しい形で学ぶ
田中 慎也
1
1JR東京総合病院リハビリテーション科
pp.194
発行日 2021年2月15日
Published Date 2021/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202212
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●ハイブリッド形式の学術大会
第36回日本義肢装具学会学術大会が,「先人に学ぶ,達人に学ぶ,科学に学ぶ」というテーマのもとに,東京大学本郷キャンパスにて開催されました.本大会は,新型コロナウイルス感染症に対する感染予防の観点から,会場への入場者を制限したうえでの集合開催とオンライン開催を組み合わせたハイブリッド形式が採用されました.
一部の演題発表は事前にWEB上で視聴することができ,質問の投稿も可能であったことから,一般演題等は質疑応答を含め,非常にスムーズに進行された印象を受けました.また,コンピューター制御の義肢装具をはじめとした新しい製品や技術に触れること,それらを使用した症例報告などの演題発表を拝聴することで,最新の知見を数多く学ぶことができた学術大会でした.
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