特集 疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践
恐怖条件付けの理論と理学療法への応用
前田 吉樹
1
Yoshiki MAEDA
1
1奈良学園大学保健医療学部
キーワード:
慢性痛
,
痛みの恐怖
,
恐怖条件付け
,
恐怖-回避モデル
,
段階的曝露療法
Keyword:
慢性痛
,
痛みの恐怖
,
恐怖条件付け
,
恐怖-回避モデル
,
段階的曝露療法
pp.1143-1149
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202067
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Point
●恐怖-回避モデルでは,恐怖条件付けとその般化によって痛みが慢性化すると考えられている
●恐怖の評価で重要なことは,患者の破局的な考えを聴取し,恐怖の対象を明確化することである
●慢性痛に対する「段階的曝露療法」では,課題の段階付けが重要となる
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