連載 Relay Message・第7回
縁は宝
田中 克宜
1
1田辺整形外科上本町クリニック
pp.849
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201984
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筆者からのメッセージは“縁は宝”です.短いながらも,筆者のこれまでの理学療法士人生を振り返ると,この言葉が思い浮かび,今後も自分自身で大切にしていきたいと思っています.
就職活動時,特に「この分野を人生かけて追求したい」いうものがなく,まずはさまざまな症例をしっかりと経験していきたいという思いで,高知大学医学部附属病院に入職しました.“縁は宝”という言葉は,この高知大学病院に勤務していた際に,尊敬するリハビリテーション医の先生が仰っていた言葉です.大学病院では心臓リハビリテーションチームにも配属され,心臓リハビリテーション指導士の資格を取得しました.2011年には東日本大震災の医療支援チームの派遣に立候補して支援活動に参加し,そこでしかできない経験をすることができました.また,整形外科とリハビリテーション部の懇親会をきっかけに大学院修士課程に進学し,整形外科教室でご指導いただきました.大学院への進学をきっかけに,痛みに関する研究を本格的に始めました.
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