--------------------
編集後記
高橋 哲也
pp.962
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201676
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
全国的に梅雨が明け,猛暑日が続いています.第25回参議院議員通常選挙が終わり,理学療法士業界にとっては残念な結果となりましたが,新たな課題ややるべきことが明らかになりました.この経験をもとにさらなる一歩が踏み出せること期待しています.
さて,理学療法ジャーナル第53巻9号をお届けします.本号の特集テーマは「栄養を学ぶ—学際と実際」です.この特集を読み終えて,思わず「う〜ん」と唸ってしまいました.本当に面白かったのです.そして認識を新たにしました.理学療法士の皆さんのなかには最近「リハビリテーション栄養」があまりに注目されているので,必要性は認識しながらも(理学療法士なので)若干苦手意識をもっていた方も少なくないと思います.何を隠そう私もその一人でした.理学療法士として,運動療法の専門家として,筋肉を動かすもととなる栄養についてあまりにも認識が足りませんでした.その一方で,各エキスパートの論文を読んでみると,面白いほどしっくりと理解できる内容が多く,感動しました.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.