特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
DOPPO,超高齢者の独立歩行を守るリハビリテーション
上原 彰史
1
,
小幡 裕明
1,2
,
和泉 由貴
2
,
小浦方 志織
2
,
新保 浩史
2
,
鈴木 順夫
3
,
河内 恭典
4
,
和泉 徹
1
Akifumi Uehara
1
1恒仁会新潟南病院内科
2恒仁会新潟南病院リハビリテーション科
3恒仁会新潟南病院整形外科
4恒仁会新潟南病院栄養管理部
キーワード:
少子・超高齢社会
,
フレイル
,
SPPB
,
DOPPO
,
セルフケア
Keyword:
少子・超高齢社会
,
フレイル
,
SPPB
,
DOPPO
,
セルフケア
pp.495-503
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201214
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はじめに
新潟南病院(以下,当院)では2013年4月より「独歩プロジェクト,Discharge Of elderly Patients from hosPital On the basis of their independent gait:DOPPO」を推進している1〜3).DOPPOプロジェクトは身体的フレイル(Frailty)を伴った高齢入院患者の独歩退院をめざす病院づくりである.そのリハビリテーション活動が本体である.ここでは,本プロジェクトをスタートさせるに至った背景や目的,リハビリテーションの特徴,そして成績・成果のみならず,意義や限界,担当療法士への期待,さらに今後の展望についても概説したい.
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