特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
—エディトリアル—心臓リハビリテーションと理学療法—これまでとこれから
高橋 哲也
1
Tetsuya Takahashi
1
1順天堂大学保健医療学部開設準備室
キーワード:
心臓リハビリテーション
,
理学療法
,
医療
,
介護
,
地域
Keyword:
心臓リハビリテーション
,
理学療法
,
医療
,
介護
,
地域
pp.487-493
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201212
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はじめに
長い歴史のある本邦の心臓リハビリテーションは,これまでに経験したことのない少子高齢化という環境変化に直面している.本邦で心臓リハビリテーションが健康保険適用承認されて30年を迎える今年,筆者が医師以外で初めて日本心臓リハビリテーション学会学術集会の大会長を務めることとなった(図1).これまで本邦の心臓リハビリテーションの発展を支えてきたすべての人に感謝し,リハビリテーションの崇高な理念と尊厳を尊びながら,これまでの心臓リハビリテーションの発展について敬意をもって振り返り,高齢化率が40%に到達すると予想されるこれからの30年を展望してみたい.
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