学会印象記
—第52回日本理学療法学術大会—理学療法の発展と学術活動
藤井 一弥
1,2
1公益財団法人老年病研究所附属病院
2首都大学東京大学院人間健康科学研究科
pp.688-690
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200944
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
2017年5月12〜14日の3日間,伊橋光二大会長のもと,幕張メッセとそれに隣接する東京ベイ幕張ホールにて,第52回日本理学療法学術大会が開催されました(図).本学術大会は「理学療法士の学術活動推進」という大テーマのもと,各分科学会がそれぞれテーマを掲げ,昨年と同様に12の分科学会と10の部門による分科学会連合大会方式で開催されました.
私は,一般病院に勤務しながら大学院博士後期課程に在籍している経験4年目の理学療法士です.臨床業務はもちろんのこと院内での学術活動や大学院生としての学術活動に携わっており,本学術集会のテーマである「理学療法士の学術活動推進」にはとても魅力を感じていました.院内での学術活動を推進させるためにはどうしたらよいのか,大学院生として行っている研究の質を高めたり発信したりするにはどうしたらよいのか,といった点を学びたいという思いを胸に本学術集会に参加しました.
本稿では,私が参加した企画について報告します.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.