特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
座談会:がん患者の診療/ケアにおける専門職の視点と役割
横田 一彦
1
,
前田 景子
2
,
加藤 裕芳
3
,
林 ゑり子
4
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション部
2北里大学病院トータルサポートセンター
3東邦大学薬学部医療薬学教育センター
4藤沢湘南台病院
pp.45-53
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200762
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横田 2010年度診療報酬改定において「がん患者リハビリテーション料」が新設され,がんは理学療法の対象として定着してきています.がんの診療は緩和ケアチーム,骨転移チームをはじめ,職種横断的な取り組みが一般的ですが,実際に他職種がどのような視点で診療にあたっているのか,具体的な中身まではなかなか知る機会がないと思います.
本日は,薬剤師,看護師,医療ソーシャルワーカー(Medical Social Worker:MSW)の3職種について,それぞれの業務内容や自施設での他職種との連携の様子などを伺い,今後のがん患者の診療,ケアのあり方について考える機会としたいと考えています.初めに,皆さんのこれまでの歩みをご紹介ください.
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