特集 地域包括ケア病棟
地方地域中核病院における地域包括ケア病棟へのリハビリテーション科としてのかかわり
三浦 豊彦
1
Toyohiko Miura
1
1JA秋田厚生連平鹿総合病院リハビリテーション科
キーワード:
院内連携
,
提供単位数の管理
,
スタッフの休日
,
患者のニーズ
Keyword:
院内連携
,
提供単位数の管理
,
スタッフの休日
,
患者のニーズ
pp.1103-1108
発行日 2016年12月15日
Published Date 2016/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200734
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はじめに
2014年4月の診療報酬改定において,リハビリテーションの診療報酬が包括化された病棟である「地域包括ケア病棟」が新設された.それに伴い,筆者の勤務する平鹿総合病院(以下,当院)でも2つの病棟が一般病棟から地域包括ケア病棟へ転換している.
本稿では当院における地域包括ケア病棟へのリハビリテーション科(以下,当科)のかかわりを述べる.表題の「地方地域中核病院」とひと言で言っても,その置かれている環境は千差万別であるし,その環境に対する判断や対処の仕方は病院によって異なってくることは想像に難くない.当然ながら,以下に述べることはあくまでも当院の地域包括ケア病棟における内容であることをあらかじめお断りしておきたい.
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