特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
多職種協働に役立つ理学療法士のコミュニケーション技術
山口 美和
1
Miwa Yamaguchi
1
1バリアフリー倶楽部
キーワード:
多職種協働
,
役割期待
,
対人コミュニケーション力
,
アイ(I:わたし)メッセージ
Keyword:
多職種協働
,
役割期待
,
対人コミュニケーション力
,
アイ(I:わたし)メッセージ
pp.297-304
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106600
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はじめに
理学療法士の働く環境は,職域の拡大や勤務体制の多様化などに伴い,他職種との連携がますます重要になってきている.本稿では,他職種および理学療法士にインタビューを行い,多職種協働註1)のために理学療法士にはどのような「対人コミュニケーション註2)力」が求められているのかを探った.その結果みえてきた課題や他職種とのコミュニケーションをとるうえでのポイントについて解説し,実際に役立つコミュニケーション技術を紹介する.理学療法士が対人コミュニケーションを学ぶことにはどのような意味があるのか,本稿を通して考えてみたい.
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