理学療法の現場から
医療技術職として―医療の質を考える
横田 浩子
1
Yokota Hiroko
1
1医真会八尾リハビリテーション病院理学療法科
pp.597
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106095
- 有料閲覧
- 文献概要
臨床で思うこと
近年,医療費の削減・抑制などが国の政策として叫ばれ,医学的リハビリテーションにおいても早期治療・早期退院を目指す傾向が強くなってきている.
一方,医学的問題を多く抱えている患者も,発症からの計算日数のみの医療保険制度にしばられている.これらの患者は転院や在宅での介護制度の利用,また訪問リハビリテーションの施行で対処されている.はたしてこれで良いのかと考えさせられる臨床の毎日である.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.