特集 姿勢調節
[誌上討論]脳血管障害後片麻痺と姿勢調節
吉元 洋一
1
,
冨田 昌夫
2
,
吉尾 雅春
3
,
内山 靖
4
Yoshimoto Yoichi
1
,
Tomita Masao
2
,
Yoshio Masaharu
3
,
Uchiyama Yasushi
4
1鹿児島大学医療技術短期大学部理学療法学科
2神奈川リハビリテーション病院理学療法科
3札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
4北里研究所メディカルセンター病院リハセンター
pp.316-330
発行日 1996年5月15日
Published Date 1996/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104540
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内山 本誌では初めての試みとなりますが,これから誌上討論会を始めさせていただきます.
理学療法では実に多くの対象患者が姿勢調節に関わる障害を有しています.このうち脳血管障害後片麻痺は,四肢の随意性の低下に加えて様々なレベルでの姿勢調節障害が潜在的あるいは顕在的に認められます.
そこで先ず初めに,「脳血管障害後片麻痺の理学療法全体における姿勢調節(障害)の位置づけ」について先生方のお考えをうかがいたいと思います.その際に,姿勢調節の概念をどのような意味や範囲として捉えているのかもお聞かせ願えると幸いです.
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