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医師
今田 拓
1
1日本医師会
pp.69
発行日 1996年1月15日
Published Date 1996/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104468
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明治維新(1868),わが国は西洋医学を取り入れることになり,これに沿って文部省が東京等3府に医学教育の課程,臨床経験,開業免許など医師の身分と業務に関する「医制」(今の医療法と医師法を併せたもの)を制定(1874),これが後に全国的に統一された.1906年,独立した身分法として医師法が誕生,医師の免許取得資格を規定,開業免許を廃止,医科大学又は医学専門学校の卒業者のみが医師免許を取得できるなどが規定された.
戦時体制下,国民医療法が制定され医師法もこれに包括されるが,戦後,社会保障制度の整備とともに,現在の医師法が制定され(1948),インターン制度を含めた医師国家試験も開始されたが,その後インターン制度は廃止され,代わって臨床研修医制度が創設された(1968).医師届出数は219,704(1992)である.
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