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特集 運動コントロールと運動学習
スポーツ障害への運動コントロールと運動学習理論の応用
Motor Control and Its Learning: Applying of Motor Control and Learning to Athletic Injuries
福井 勉
1
,
入谷 誠
1
,
大野 範夫
1
,
山口 光國
1
,
永井 聡
1
,
小笹 佳史
1
,
山嵜 勉
1
Tsutomu FUKUI
1
,
Makoto IRITANI
1
,
Norio OHNO
1
,
Mitsukuni YAMAGUCHI
1
,
Satoshi NAGAI
1
,
Yoshifumi OZASA
1
,
Tsutomu YAMAZAKI
1
1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
1Department of Rehabilitation, Showa University Fujigaoka Rehabilitation Hospital
pp.693-699
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104392
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Ⅰ.はじめに
スポーツ障害の原因は,組織に対して頻回に生ずるストレスであるとされている.一度の外力でおこるスポーツ外傷とは異なり,姿勢や動作自体にスポーツ障害の原因があるといっても過言ではない.したがって,学習されたパフォーマンスに問題があり,このパフォーマンスを正常化することが,スポーツ障害の根本的解決になり得ると考えられる.
筆者らは正しいパフォーマンスの学習における最も重要な要素を「姿勢」においている.そこで本論では,運動学習を「姿勢」の観点から考えてみたい.
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