入門講座 動作分析・5
動作分析の実際―スポーツ障害,特に投球障害を中心として
山口 光國
1
,
大野 範夫
1
,
福井 勉
1
,
入谷 誠
1
,
山嵜 勉
1
,
筒井 廣明
2
Yamaguchi Mitsukuni
1
1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーション部
2昭和大学藤が丘リハビリテーション病院整形外科
pp.800-806
発行日 1996年11月15日
Published Date 1996/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104642
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スキルの向上を目的としたスポーツ活動中の動作分析は,以前より積極的に行われ,競技種目によってはかなりの成果が得られている.しかしスポーツ医学のなかでの動作分析の応用は,いまだ理論・方法においても確立されているとはいい難い.
また動作分析は,スポーツ障害症例に対し理学療法を行う上で重要な評価項目であることは認識されていても,臨床の場ではやや敬遠される感が強い.
今回は,スポーツ障害の代表である投球障害の動作分析を中心として,これまでに報告されている動作分析のポイントとともに,臨床上での具体例を紹介する.
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