Japanese
English
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
発達障害を持った未熟児のフォローアップ
Disorders of Motor Development Approaches from Neonatal Period: Follow-up of Premature Infants with Neurodevelopmental Impairment
宮腰 実紀
1
,
清光 至
1
,
片田 圭一
1
,
吉藤 桂子
1
,
中村 弘美
1
,
西野 学
1
,
山田 英司
1
,
椿原 よし美
1
,
久保 実
2
,
島 巌
3
,
河村 光俊
4
Miki MIYAKOSHI
1
,
Itaru SEIKO
1
,
Keiichi KATADA
1
,
Keiko YOSHIFUJI
1
,
Hiromi NAKAMURA
1
,
Manabu NISHINO
1
,
Eiji YAMADA
1
,
Yoshimi TSUBARIHARA
1
,
Minoru KUBO
2
,
Iwao SHIMA
3
,
Mitsutoshi KAWAMURA
4
1石川県立中央病院リハビリテーション部
2石川県立中央病院小児内科
3石川県立中央病院整形外科
4広島大学医学部保健学科理学療法学専攻
1Department of Rehabilitation, Ishikawa Prefectural Central Hospital.
2Department of Pediarics, Ishikawa Prefectural Central Hospital.
3Department of Orthopedic Surgery, Ishikawa Prefectural Central Hospital.
4Institute of Health Sciences, Medical School, Hiroshima University.
pp.388-392
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104305
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Ⅰ.初めに
本邦の未熟児に対する理学療法の歴史はまだ浅く,12年ほど前から全国の数施設・病院で行なわれ始めた.その後,未熟児の理学療法の必要性が認められ,学会などでテーマとして論議されるようになってきている.しかし,その評価,治療,指導の方法については統一したものはまだ示されていない.当院では6年前から未熟児の理学療法の研修会を行なうようになり,広くわれわれが平素より行なっている対応や疑問点などを供覧しながら論議を積み重ね,その有効性と無効性とを確認し取捨選択を行なっている.
今回これらをふまえた上で,当院で行なっている未熟児のフォローアップシステムの紹介と未熟児の発達障害児のタイプ別のフォローアップとについて述べてみたい.
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