報告
老人保健法による機能訓練事業への取り組み―兵庫県宍粟郡における実践を通じて
日髙 正巳
1
,
上川 ひとみ
1
,
牲川 美智代
1
,
高橋 清二
1
,
谷口 千代美
1
,
杉原 勝由
2
,
小林 勝
3
1公立宍粟郡民病院理学診療科
2半田外科病院理学診療科
3公立宍粟郡民病院整形外科
pp.133-136
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103456
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Ⅰ.初めに
1983年2月に老人保健法が施行されて以来,老人保健法に基づく機能訓練事業(以下,本事業と略.)や在宅訪問指導が行なわれるようになってきた.川勝らは,兵庫県下の理学療法士がかかわっている本事業の実態を報告している1).当院においても,1987年4月理学療法士および作業療法士が配置されてから,宍粟郡内5町の本事業に協力している.1990年郡内の保健婦に対して本事業の協力回数・協力方法など当院の協力体制に関するアンケート調査を実施した.その結果を踏まえて,現在の取り組みを述べながら,郡部における本事業を検討する.
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