Japanese
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特集 内部疾患と理学療法
慢性呼吸不全患者の在宅療養指導
Internal Diseases and Physical Therapy: Guidance of Home Life for the Patient with Chronic Respiratory Failure
吉川 卓司
1,2
Takashi YOSHIKAWA
1,2
1大阪府立羽曳野病院理学療法室
2大阪教育大学大学院教育学研究科障害児教育教室
1Department of Physical Therapy, Osaka Prefectural Habikino Hospital
2Department of Special Education, Graduate School of Pedagogy, Osaka University of Education.
pp.74-78
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103442
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Ⅰ．初めに
疾病と障害の両面を併せもつ慢性呼吸不全患者のリハビリテーションを考えるとき，急性増悪期の救命集中治療から慢性安定期の薬物療法，理学療法，心理的・社会的アプローチ，在宅・地域医療までを一貫した包括ケア・システムが必要になってくる．その中で，慢性安定期にある呼吸不全患者が少しでも快適に在宅生活を過ごすために理学療法士はどのようにかかわっていくべきかを，当院理学療法室の活動を紹介しながら検討してみたい．
本稿では特に，在宅酸素療法，排痰法の指導，呼吸法の指導，地域での呼吸器教室に的を絞って述べることにする．
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