書評
―工藤慎太郎(編著)―「運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学」
板場 英行
1
1川田整形外科リハビリテーション科
pp.1047
発行日 2012年11月15日
Published Date 2012/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102639
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医学書院から,理学療法士である工藤慎太郎氏の編著による『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』が出版された.理学療法士養成校で学生教育に専念し,現在は運動器疾患の理学療法を臨床で実践している立場から本書を書評する.
骨・関節・筋系障害の運動器疾患理学療法は,理学療法業務の根幹的存在である.理学療法士は,運動機能障害を有する対象者(機能障害に関連する活動制限,参加制約を含む)に対峙し,何を評価し,どのような治療を行うかを最初に考える.
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