とびら
若者への小言に思う
宮下 大典
1
1宇野病院
pp.281
発行日 2012年4月15日
Published Date 2012/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102239
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今年始めの新聞コラムに書かれていた言葉が,印象的だったのでよく覚えています.「ユーモアというより毒舌の類いだが,…『いまどきの若い者は,と怒るのは年寄りの必須の健康法の一部で,これで大いに血行がよくなる』.若者への小言は,言われた者がいつしか言う年齢になり,有史以来のたすきリレーが連綿と続いてきた.」
諸先輩方からのご指導をいただく中,「言われた者」が「気づかない,できないから言われた」と受け止めることで,それも自己成長の糧となるのではないかと思うのも,自分がいつしか「言う年齢」になったから,それとも,なったつもりだからでしょうか.
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