特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
慢性疼痛への理学療法―脳卒中と神経障害
白井 誠
1
,
碓井 千晴
1
,
篠田 洋平
2
,
田中 孔明
3
,
望月 英樹
4
Makoto Shirai
1
1東京臨海病院リハビリテーション室
2新横浜リハビリテーション病院
3千葉中央メディカルセンターリハビリテーション課
4横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション部
pp.123-130
発行日 2012年2月15日
Published Date 2012/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102191
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本稿のテーマである「脳卒中と神経障害」は,その範囲が広いため,今回は神経障害性疼痛およびその周辺について解説する.脳卒中では脳卒中後の中枢痛(central post-stroke pain:CPSP),神経障害では筆者らが研究を進めている複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome:CRPS)について自験例を含め述べる.また,理学療法は評価と運動療法を中心に解説を行う.
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