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経腸栄養剤および濃厚流動食の分類と選択
井上 善文
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1医療法人川崎病院外科
pp.251
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101630
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経腸栄養法の歴史は古いが,本邦における経腸栄養法は,1974年に小越らが成分栄養剤(elemental diet:ED)の開発に着手し,これが医薬品(エレンタール®)として発売された1981年頃にその起源を求めることができる.その後,経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)および栄養サポートチーム(NST)の普及とともに,経腸栄養法が積極的に実施されるようになっている.特に,高齢者や摂食・嚥下障害患者の増加などに伴い,経腸栄養剤の使用が増加し,種類も非常に多いため,その特徴および病態を理解して選択する必要がある.
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