特集 Stroke Unitと理学療法
わが国のStroke Unitにおける理学療法
2.Mobile Stroke Unitにおけるチーム医療
永冨 史子
1
,
井上 剛
2,3
Nagatomi Fumiko
1
1川崎医科大学附属病院リハビリテーションセンター
2前・川崎医科大学附属病院脳卒中科
3現・岡山赤十字病院脳卒中科
pp.485-489
発行日 2008年6月15日
Published Date 2008/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101193
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はじめに
川崎医科大学附属病院(以下,当院)は1973年に開院した36科1,154床(2008年1月時点)の医科大学附属病院である.リハビリテーション(以下,リハ)医学教室・リハ科の開設は1975年,脳卒中医学教室・脳卒中科の開設は2006年である.
当院には,専門病棟としてのstroke unitは存在せず,mobile stroke unitに該当する診療形態をとり,複数科の医師とコメディカルからなる診療チームで脳卒中治療にあたっている.本稿では,当院の脳卒中治療の流れ,mobile stroke unitの活動,病棟形態を紹介し,医科大学附属病院としてのチーム医療について考察する.
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