とびら
海外研修
羽原 史恭
1
1旭川荘療育センター児童院
pp.805
発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100666
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皆さんは,社会福祉法人施設の職員に対して,海外研修を支援する制度があるのをご存知だろうか? 「財団法人中央競馬馬主社会福祉財団」の助成事業もその1つで,「民間社会福祉施設等に勤務する職員が,外国の施設における実習を通じて施設サービスの専門的な知識,技能を習得し,もってわが国の社会福祉施設サービスの向上に資する者に助成金を交付する」ことを目的とし,昭和45年から海外に研修生を派遣している.今回,私は幸運にもその選考試験に合格することができ,約3か月の海外研修を受ける機会を得た.
海外研修プログラムは10日間の合同研修から始まり,その後は各個人の目標に沿った個別研修を行うことができる.個別研修では,Chailey Heritage Clinical Services(以下,Chailey)をはじめとして,イギリス国内で考案されている様々な「姿勢ケア」プログラムについて学ぶことにした.
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