けんさアラカルト
血液中HCVの定量とその課題
白鳥 康史
1
1東京大学医学部消化器内科
pp.1168-1169
発行日 1998年12月1日
Published Date 1998/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903673
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はじめに
近年,各種のC型肝炎ウイルス(HCV)定量法が数多く開発されている.大別すると,PCRを用いたAMPLICOR-HCVモニター法とcompetitive(競合的)RT-PCR法,ハイブリダイゼーションを用いた分岐DNAプローブ法,EIA(酵素免疫測定法)を用いたHCVコア蛋白定量法に分類され,臨床での利用もなされてきている(表1).
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