今月の主題 ウイルス肝炎ABC
ウイルス肝炎マーカーの検査と臨床的意義
DNAプローブ法によるHCV-RNAの定量
矢野 右人
1
,
八橋 弘
1
,
猪口 薫
1
1国立長崎中央病院臨床研究部
pp.429-431
発行日 1993年3月10日
Published Date 1993/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902010
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●DNAプローブ法は,PCR法と全く異なる原理によりHCV-RNAを検出し,さらに定量も可能な測定系である.
●C型慢性肝炎のインターフェロン治療効果は,本法により105/mlコピー以上か以下で高率に予測可能である.
●C型肝炎の病態の把握,治療に,HCV量の測定は今後欠かせない手段となる.
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