今月の主題 HCV
技術解説
HCV抗体―定性・定量
安田 清美
1
,
飯野 四郎
1
Kiyomi YASUDA
1
,
Shiro IINO
1
1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター
キーワード:
HCV抗体
,
HCVコア抗体定量
,
seroiogical grouping
,
SG
Keyword:
HCV抗体
,
HCVコア抗体定量
,
seroiogical grouping
,
SG
pp.1091-1098
発行日 1993年10月15日
Published Date 1993/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901700
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各種HCV抗体の定性ならびに定量測定の臨床的意義を検討した.定性測定は,HCVコア領域およびNS領域両者に対する抗体である第2世代HCV抗体の測定が最も有用であり,また第2世代HCV抗体陽性例の病態の把握ならびにIFN治療の効果判定には,HCVコア抗体の定量測定が有用であると考えられた.さらに,HCV抗体測定を応用したserological groupingは,PCR法によるHCVゲノタイプにかわりうる有用な検査法であると考えられた.〔臨床検査37(10): 1091-1098, 1993〕
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