増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第III章 細胞診
4.細胞診断学各論
5)体腔液
広井 禎之
1
,
笹井 伸哉
2
,
薄田 正
2
1防衛医科大学校病理学第1講座
2国家公務員等共済組合連合会立川病院病理
pp.253-255
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903513
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はじめに
健常人における体腔液はわずか数ml〜十数mlであり,体腔における体腔液の貯留はなんらかの病的状態を示唆する.
本稿では体腔の説明と体腔液細胞診の臨床病理学的な意義,およびその細胞像について解説する.
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