増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として
Ⅰ.超音波検査法
3.検査の実際
3)乳腺・甲状腺
(1)乳腺 検査の進めかた
宮本 幸夫
1
,
最上 拓児
1
,
山下 三代子
1
,
三枝 裕和
1
,
中田 典生
1
,
入江 健夫
1
,
多田 信平
1
1東京慈恵会医科大学放射線医学教室
pp.87-88
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902322
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乳癌の画像診断は,歴史的にも,また装置の普及率においても,マンモグラフィーが基本とされてきた.しかしながら近年の超音波診断装置ならびに超音波診断学の進歩に伴い,多少の条件つきではあるが,乳癌の画像診断の主体は超音波診断に移りつつあるといっても過言ではない.本稿では,乳癌の超音波診断の検査の進めかたにつき最近の知見を交えて略述する.
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