増刊号 臨床化学実践マニュアル
II.日常検査における異常値への対応
6.酵素成分
(13)ペプシノゲンI,II
三木 一正
1
1東京大学医学部第一内科
pp.150-151
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901520
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1.ペプシノゲンI,II測定用キット
固相化抗ペプシノゲンI(またはII)モノクローナル抗体および標準抗ペプシノゲンI(またはII)モノクローナル抗体を使用したIステップのラジオイムノメトリックアッセイ(RIMA)であり,ペプシノゲンIおよびペプシノゲンII,両者ともに操作,反応時間(3時間),温度(室温)などすべて同じ条件で,25μlの検体血清(または血漿)を用いて,測定を行うことができる1).測定に要する時間が3時間余りの比較的簡便な方法である.現在,全国の主要臨床検査センターで測定を行っている.
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