増刊号 尿検査法
I.総論
5.尿検体の取り扱い
尿検体の取り扱い
伊藤 機一
1,2
1静岡県立衛生環境センター
2東海大学医学部
pp.50-56
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901065
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尿は(一般的にみて)なんら苦痛を伴わず繰り返し簡単に採取できるきわめて優れた検査材料である.しかし正しい採尿法,正しい保存法を守らないと正確度の高い結果は得られない.
尿はあらゆる生体成分のなかでもっとも清浄とされている.しかし感染性の危惧も秘めており,検査全体を通してその対策(universal precaution)を怠ってはならない.
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