増刊号 血液・尿以外の体液検査法
6 胃液
A.総論
谷 礼夫
1
,
三輪 剛
1
1東海大学医学部内科
pp.597-600
発行日 1990年5月15日
Published Date 1990/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900170
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検査の意義
A.胃の分泌機能を知ることができる
胃の機能は分泌と運動が主なものである(その他,吸収機能も若干ある).このうち臨床検査で最もよくとらえることのできるのは分泌機能である――分泌物である胃液を調べればよい.すなわち,一定の条件における胃液の量や成分の濃度を調べることによって,胃の分泌機能を知ることができる.
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