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今月の特集 脳脊髄液検査—その基礎と新しい展開
ギラン・バレー症候群と脳液髄液検査
Cerebrospinal fluid analysis in Guillain-Barré syndrome
川邉 清一
1
1済生会横浜市東部病院脳血管・神経内科
キーワード:
ギラン・バレー症候群
,
GBS
,
脳脊髄液検査
,
蛋白細胞解離
,
バイオマーカー
Keyword:
ギラン・バレー症候群
,
GBS
,
脳脊髄液検査
,
蛋白細胞解離
,
バイオマーカー
pp.528-533
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203298
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Point
●ギラン・バレー症候群(GBS)は自己免疫性に末梢神経が障害される疾患である.
●さまざまな感染症後に発症することが多い.
●髄鞘が障害される脱髄型と,軸索が障害される軸索型がある.
●髄液検査では蛋白細胞解離が特徴的ではあるが,みられないこともあるので,診断に必須ではない.
●髄液検査は他疾患の否定をする意味でも行う意義がある.
●新たなバイオマーカーとなる候補がいくつか研究されている.
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