技術講座 生理
シリーズ 小児領域における超音波検査の活用・2
体表領域
岡村 隆徳
1
1聖マリアンナ医科大学病院超音波センター
pp.1338-1343
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208564
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Point
●甲状腺の検査としては,超音波検査(US)による甲状腺の大きさや形態の評価と,採血データによる甲状腺機能の評価が重要である.
●甲状舌管囊胞は頸部正中に存在する甲状舌管の経路に位置している.
●頸部の腫脹や疼痛を訴える場合はリンパ節炎を念頭に置き,リンパ節と周囲組織の観察を行う.
●皮膚・皮下腫瘤を疑う場合は,病変の局在と内部性状や血流の有無の把握が重要である.
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